山に登る理由の一つは、山はひとしい、ということ。
最近山に登るようになって、よく聞かれるのが急に島から山へ転向した(ように見える、、)理由。
自分の中では山に登っているときにいつも感じているものがあって、それを先日昔からの友人に話したらまとまったので、書いておきます。
きっかけは最北の島。
山を歩くのっていいな、と思ったきっかけは、今年6月に礼文島へ行ったときのこと。
山初心者、運動不足の私は、とりあえずトレッキングシューズだけ急遽買って礼文へ。
いろいろ省略しますが、少し登っただけでこの景色。
島と海と高山植物を眺めながら、(時々強風にあおられながら・・)とにかく気持ちがよかった。
いい景色を見ながら体を動かすっていいもんだな。
そして、小笠原で。
8月に行った小笠原では千尋岩(ハートロック)まで山歩き。
こちらもそこまで標高は高くないものの、海と島とボニンの緑がきれいすぎる。
固有種の苔や木や鳥を見ながら、いい景色も見られていいもんだなぁ。
日帰りの山行。
コースにより本当にいろんな道や景色があって、全部ただの「山道」だけでは表現出来ないことばかり。
それぞれの山の雰囲気というのか、そういうのも見えてくる。
季節によっての変化も、天候による見え方も違う。
何度登っても感じることが違うんだろうな。
山はひとしい。
登りの傾斜がきつい、慣れない岩場で足が限界、、という状態でも、
一歩一歩自分で歩かないと進めないということは、
逆に言えば、誰でも、どんな人でも、自分の足で歩かないと、
山を登って降りることはできない。
小さな子でもおじいさんでも、貧乏でもお金持ちでも、幸せでも寂しくても何も関係ない。
それが、山に登る理由のひとつというか、よさを感じるところです。
山はひとしい。
あと温泉の後のビールがすごいおいしい。これも重要。
まだまだいろんな山に登っていきたいものです。
とりあえず、百名山の本を読んでます。w